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受賞者インタビュー

CREATORS BANK 賞 (優秀賞) 受賞 はるなさん

繊細なタッチで描かれる女の子の作品が印象的なはるなさん。実は意外にも美大生の頃はデザイン科で映像の勉強をしていたという。だから今回のコンテストで、"動画をイメージして絵コンテを作る" ということにも全く抵抗はなかったのだそうだ。「私の作品を見てくれている方には想像できないと思いますが、学生の頃は映像とプログラミングを勉強してたんです。卒業制作だってプログラミングだったんですよ。それでも絵コンテを作るのは学生の時以来だったので、見てくれた相手 に伝わりやすいように意識して作りました。」

今回の受賞作品のコンセプトは「自由」。使用したキーワードの「Possibilities」「Inspire」「Freedom」は自分自身に当てはめて選んだという。「キーワードの中からピンときたというか、私が大事にしているものを選びました。私自身もパソコンのツールを使うことで、アートの表現がさらに自由になっているなぁと実感してるので、それをこの作品で表したかったんです。地面にしゃがんだ女の子が立ち上がり足を踏み出すのは、浮き上がって自由になっていく感じをイメージしています。」

はるなさんの作品では必ずといっていいほど女の子が描かれている。「単純にカワイイだけ、キレイなだけの女の子は描きたくないんです。女性だから描ける女の子を描きたい。男の人が描く女の子って、なんだかつるっとしてるんですよ。でもホントの女の子って、私の表現で言うともっとねちっとしてるんですね。強がってたり、怖いのに笑ってたり。そういう部分をうまく絵に表現したいなって思っています。」

その制作方法は本人曰く「独特。他にやっている人を見たことがない。」スケッチブックとコンビニで買った 100 円のシャープペンシル 1 本。それだけでどこでも描く。カフェのテラス、電車の中、待ち合わせで人を待ちながらその場に立ったままでも描く。彼女にとって描くこととは、「息をするのと一緒」なんだとか。そうやって出来た "原画" をパソコンに取り込み、鉛や紙の質感を残しながら色を乗せていく。彼女の描く女の子の繊細さや強さは、このような制作方法だからこそ表現できているものなのかもしれない。

はるなさんの日常はとにかくパワフル。日中はデザイン会社に勤め、夜遅く帰宅してからが自分のクリエイティブ活動の時間。個展を開催し、アートやデザインの展示会があればブースを出す。組んでいるバンドではピアノ ボーカルを担当し、日々の移動は愛用の自転車で名古屋中を走り回る。「体力には自信 があるんですよ。むしろ運動していないとダメですね。でも、もっともっとやりたいことがたくさんあるから寝ないでも生活できるアイアン ボディが欲しいくらいです (笑)」そう笑顔で話すはるなさんは、これだけの活動をしながら常に次に挑戦できることを考え、行動している。
自分の絵をアニメーションにするのもその 1 つ。「いつか Silverlight で作った動画を見ていただける日が来るかもしれません。楽しみに待っていてくださいね!」

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